July 10, 2006

白井版「アンデルセン・プロジェクト」

 前に作者ルパージュ自身による公演を見た「アンデルセン・プロジェクト」の白井晃さんによる日本語版を先日観て来た。
■アンデルセン・プロジェクト|ロベール・ルパージュ作・演出
 やはり日本語だとわかりやすいというのが大きいが、前回今一つよくわからなかったところがわかって割りとすんなり入って来た。
 その一方で前回のルパージュ自身の乾いた感じの声や調子と、白井さんのちょっと甘い感じの声の違いに、微妙に違和感を感じて最初はちょっと入り込みにくかった点も。まあしばらくして慣れましたが。
 確かにこれは難しい舞台ですね。多分膨大な芝居の手順だけでも追っかけるのに一杯一杯になってしまいそうですが、白井さん、頑張ってました。拍手。

 公演の後で、今度は白井さんと翻訳者の松岡和子さんと、ゲストにコンドルズの近藤良平さんがポストトークしていて、これがまた面白かったです。
 近藤さんは今回の舞台に結構感動して「すげぇ〜」を連発しておりました。いわく「ちょっと数え切れないほどの鳥肌」とか表現してましたが、白井さんに「鳥肌って数えるものでしたっけ?」とか突っ込まれてました。
 場面の転換とかイメージについてはかなり印象的だったようで、特にコペンハーゲンからパリに戻る列車のところなどはかなり感銘を受けたそうです。その後の白井さんの踊りについて、いつも白井さんから振付を依頼されている近藤さんが「いつもと違う」と突っ込むと白井さんはちょっと"忸怩"たる感じがあるような反応。
 何はともあれ、舞台裏はかなり大変だったようで、場面転換の裏で白井さんがもたもたしていると、もう100回以上この芝居の裏方をしているスタッフから「Tie!(ネクタイ!)」とか声がかかって、あわててネクタイを手に次のシーンに行くこともあったとか。ある意味ほとんど考える時間もなく、ひたすら次の場面の作業につないでいくだけだったそうだ。(ちなみに僕が観に行った前日は、舞台のトラブルがあったとかでかなりあせったらしい。)
 ところで近藤さんも今回の舞台にはだいぶ"インスパイア"されたようで、白井さんと何かプロジェクトをやりたいような(?)お話も出てました。本当に実現するなら面白くなりそう。

 白井さん、お疲れ様でした。

Posted by roku at 12:05 AM | from category: topics TV/芸能娯楽/舞台等
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