March 23, 2010

読書メーター- あなたの読書量をグラフで管理

 こんなサービスがあったんですね。知り合いから教えてもらいましたが、なかなかいいです(^-^)
■読書メーター - あなたの読書量をグラフで管理
 ここのところ本を読んでいないわけではないのですが、その感想をまとめるのが遅れてますね。
 最近の傾向としては以前ほど小説を読まなくなりました。替りにビジネス書とかweb、DB、Excelやらプログラミングなど仕事に絡む本が増えています。こういう本がつまらないわけではないのですが、ちょっと感想を書くところまでいかないですね(^-^;)
 そういえば映画も見てないわけではないのですが、こちらの感想も...(以下rya) 要するにサボってます。
 来期(4月)からがんばれるかなぁ(-_-;)>

Posted by roku at 12:07 AM | | TrackBacks(0) | Permalink

February 01, 2010

有料か無料か...

 週5ドルはちょっとなぁ...(-o-;)
■米新聞社Newsday、自社ニュースサイトを有料化するも登録者は3か月で35人だけ - スラッシュドット・ジャパン
■After Three Months, Only 35 Subscriptions for Newsday's Web Site | The New York Observer
 この記事を読むと、最近読んだこちらの本を思い出します。
フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略 (ハードカバー)
クリス・アンダーソン (著), 小林弘人 (監修), 高橋則明 (翻訳) 5つ星のうち 4.6
日本放送出版協会
¥ 1,890
352

on 2010-02-01 01:33:47


 無料の市場にはいろいろなパターンがあるようです。企業による「フリーミアム」(基本版はタダだが高機能版は有料)モデルや試用モデル(お試しは無料)はよく見ますね。オープンソースソフトのビジネスモデルでは、OSやDBエンジン、アプリを作るスクリプト言語、基本のアプリなどは無料ですが、特定の目的にカスタマイズするのは有料となっていて、そこに大きな市場が広がっています。単純に消費者が「タダ」を享受しておしまいになるだけではなくて、そのあとに別の商売の機会が控えている、というのが基本みたいです。
 どのような形にせよ、「無料」を組み込んだビジネスのスタイルはこれからも続いていきそうです。こういうモデルを考え出すのは日本ではあまり多くないようですが、何か新しいものが出てくると面白いですね。(^-^)v

Posted by roku at 01:27 AM | | TrackBacks(0) | Permalink

January 09, 2010

半世紀前のアイデア作成法が秀逸すぎる

 基本的な考え方は結構昔からあったんですね(^-^)
■半世紀前のアイデア作成法が秀逸すぎる - 凹レンズ 〜まとまりのない日記〜
アイデアのつくり方 (単行本)
ジェームス W.ヤング (著), 今井 茂雄 (著)
阪急コミュニケーションズ
¥ 816
102

on 2010-01-09 00:05:43



Posted by roku at 12:02 AM | | TrackBacks(0) | Permalink

December 25, 2009

岩崎 夏海「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」

 これ、なかなかおもろいです(^-^)
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら (単行本)
岩崎 夏海 (著)
ダイヤモンド社
¥ 1,680
272

on 2009-12-26 22:37:54


 元はこちらのブログのエントリーから始まったそうです。
■もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら - ハックルベリーに会いに行く
 某都立高校の野球部の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んで「野球部を甲子園に連れて行く」という話で、"ドラッカー"と"野球部の女子マネージャー"という組み合わせがとにかくポイントです。
 というわけで「マネジメント」のエッセンスが、「甲子園」というビジョンに動かされたマネージャーのみなみと部員や仲間に吸収され、ダメ野球部の起死回生策に活きて来るのが見所です。多少わざとらしい設定や流れが気になるのは途中までで、そのうちみなみ達のキャラが動き出してくると、軽快で読みやすいストーリーに引き込まれていました。
 引用されているドラッカーの言葉がよいです。
○成果とは百発百中のことではない。百発百中は曲芸である。まちがいや失敗をしない者を信用してはならない。人は優れているほど多くのまちがいをおかす。優れているほど新しいことを試みる。
○人のマネジメントとは、人の強みを発揮させることである。人は弱い。悲しいほどに弱い。問題を起こす。手続きや雑事を必要とする。人とは、費用であり、脅威である。
 しかし人は、これらのことゆえに雇われるのではない。人が雇われるのは、強みのゆえであり能力のゆえである。組織の目的は、人の強みを生産に結びつけ、人の弱みを中和することにある。
 心に沁みます。(^-^;)

 小説を読んだらこちらも読んでみようかという気になってきました。(^-^;)
マネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版] (単行本)
P・F. ドラッカー (著), 上田 惇生 (著)
ダイヤモンド社
¥ 2,100
302

on 2009-12-26 22:39:16


 1400ページを300ページほどに要約したものだそうですが、なかなか濃いです。

Posted by roku at 12:22 AM | | TrackBacks(0) | Permalink

December 14, 2009

物書きがネットを使い倒すための7つの検索

 これはメモっとこ_φ(・・)
■物書きがネットを使い倒すための7つの検索 読書猿Classic: between / beyond readers
 物書きはしませんが、ネタ元として面白いので(^-^)

Posted by roku at 01:57 AM | | TrackBacks(0) | Permalink

December 12, 2009

Google AnalyticsのTipsとか

 昔は何がなんだかよくわかりませんでしたが、よく調べてみると結構すごいんですよね、Google Analytics(^o^)
■[N] 「Google Analytics完全解説」著者から聞いた知らないと損しそうな5つのTips!
Google Analytics 完全解説 (大型本)
日経BPコンサルティング Webコンサルティング部 (著, 編集)
日経BPコンサルティング
¥ 2,940
346

on 2009-12-12 00:04:45


 そういえば最近、遅ればせながらGoogle Analyticsの入門本を読んでます(^-^;)
さすが!と言わせる Google Analytics徹底攻略術 (単行本(ソフトカバー))
持丸 浩二郎 (著)
シーアンドアール研究所
¥ 1,890
248

on 2009-12-12 00:05:41


できる100ワザ Google Analytics 増補改訂版 SEO&SEMを強化する新・アクセス解析術 (単行本)
大内 範行 (著), できるシリーズ編集部 (著)
インプレスジャパン
¥ 1,764
224

on 2009-12-12 00:06:51



Posted by roku at 12:02 AM | | TrackBacks(0) | Permalink

November 04, 2009

村上 春樹「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」

 村上 春樹「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を読みました。二つの世界が並行して描かれ、それぞれ独特の緊張感が高まりクライマックスに収束していくところがぐぅでした(^-^)
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド (単行本)
村上 春樹 (著)
新潮社
¥ 2,400(税別)
618

on 2009-11-04 00:12:09


世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)
村上 春樹 (著)
新潮社
¥ 620
397

on 2009-11-04 00:59:07


世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉 (新潮文庫)
村上 春樹 (著)
新潮社
¥ 580
347

on 2009-11-04 01:00:13


 ハードボイルドワンダーランドの舞台は現代か近未来「東京」のパラレルワールド(?)。謎の“組織”と“計算士”、彼らから情報を解読して掠め取ろうとする“記号士”、地下に住み時々普通の人間を捕まえて食べるらしい“やみくろ”などが対立したり協力したり騙しあったりしている世界で、“計算士”の「私」はある特殊な計算の仕事を謎の老人から依頼される。その老人のいる地下の研究室に着くまではどこか不条理劇っぽい。案内役は老人の孫の17歳の娘。ピンクの服に身を包んだ太った、でも美しい娘は地下世界を隅まで知り尽くしていて、「私」を“やみくろ”が跳梁跋扈する非日常的な空間で導いていく。
 依頼された仕事は“洗いだし”と“シャフリング”の二つ。どちらも計算の仕事なのだが、“シャフリング”はかなり特殊な方法で“組織”からは使用が“凍結”されている。ところが依頼者の老人は“組織”とは太いパイプがあり、使用許可を既に取っていた。しかしその仕事こそ、「私」を窮地に追い込んでいく「ハードボイルド」な物語の序章だった...
 一方「世界の終り」は歴史と切り離された異世界が舞台。「僕」は一角獣が住み、壁で周囲を囲まれた“街”にやってくる。“街”の西には門があり、中に入るときに自分の“影”を引き剥がされてしまう。“影”はこの“街”の中には入れないのだ。
 中に入った「僕」はそこで“夢読み”の仕事を命じられる。それは夕方6時から図書館で古い一角獣の頭蓋骨に秘められた“古い夢”を読み出すという仕事で、そのためにわざわざ眼をナイフで刺して<しるし>をつけられ、昼間の強い光を見ることが出来ないようにされてしまう。
 夢読みを行う図書館には手伝いをする女の子がいた。女の子は「僕」に仕事やこの“街”のことを教え、コーヒーを出してくれる。そうして「僕」はこの“街”での生活を淡々と始める...

 二つの世界がそれぞれ「動」と「静」の対比を持って展開していき、それぞれの関連はすぐには見て取れませんでした。やがて「世界の終り」というキーワードが両者をゆるくつないでいることがわかってきますが、それはあくまで暗示されるだけで、人物たちが直接交わることはありません。
 しかしこの不思議な、不条理劇のような世界とファンタジーのような世界は非常に魅力的ですね。「世界の終り」はかつて見た「灰羽連盟」というアニメを思い出させます。時期的にはこの小説の方がはるかに先なので、アニメの方が影響を受けていたのかなとも思いますが、どこか似た雰囲気を共有していて、既視感を覚えました。「壁に囲まれた街」とか「制限された生活」とか、共通する要素は結構ありますね。
 物語はどちらの世界でも、それぞれ抗いがたい運命が主人公たちを捕らえて放さないことが明らかになっていくのですが、彼らは周囲の他者−老人の孫娘や図書館の司書、“夢読み”を手伝う女の子など−によって支えられ、自分の道を選び取っていきます。「ハードボイルド」な世界も「世界の終り」の世界も、静かだけど“意志”のある選択がなされ、かすかな希望のうちに幕を下ろします。いずれも心にしみるラストでした(^o^)

Posted by roku at 12:45 AM | | TrackBacks(0) | Permalink

November 03, 2009

意外と知られてない、自分を飛躍的に成長させる読書テクニック

 なんとなくわかるような...でもはたして自分が「情動シミュレーション」しながら読んでいるかというとどうなんでしょう?(^-^;)
■意外と知られてない、自分を飛躍的に成長させる読書テクニック - 分裂勘違い君劇場
 いろいろな読み方があると思いますし、どれかが「絶対」ということもないとは思いますが、かなり「のめり込んで」読むのは自分にとって本当の意味でインパクトを与えてくれるということについては同意しますね。それは自分の中を「洗い流してくれる」ような感じで、少しでも周りの見え方が変わったりするものだったりします。
 しかし関連エントリーで言及されているような「容赦なく思考する」過程を追体験して自分を破壊するようなところまでいくか、というと、そこまで厳しくはなれていませんね。(-o-;)
■ネットに時間を使いすぎると人生が破壊される。人生を根底から豊かで納得のいくものにしてくれる良書25冊を紹介 - 分裂勘違い君劇場
 「とことん考え抜く」という経験は、年を経ていくにつれてだんだん機会が少なくなってきています。では昔はとことん考え抜いていたか、というと、適当なところで手抜きしていたことがほとんどでしたが、今よりはまだ「考える体力」があったと思います。
 一方で年をとると、考え方がいい加減になる分、意外なものを頭の中でくっつけることが昔より楽に出来るようになってきた気もします。単純にアホになって馬鹿げたことに対する免疫がなくなってきたのかもしれませんが、これはこれでいいことかもしれないと思うこの頃です。(^-^;)

Posted by roku at 12:19 AM | | TrackBacks(0) | Permalink

November 01, 2009

古川 日出男「13」

 古川 日出男「13」を読みました。結構面白かったです(^-^)
13 (角川文庫)
古川 日出男 (著)
角川書店
¥ 840
541

on 2009-11-01 00:49:15


13 (単行本)
古川 日出男 (著)
幻冬舎
¥ 1900+税
477

on 2009-11-01 00:50:36


 「一九六八年に東京の北多摩に生まれた橋本響一は、二十六歳の時に神を映像に収めることに成功した。」−冒頭の一文ですぐに惹きこまれる。響一は左目だけ色覚障害を持っていて、そのために常人とは違う世界が見える−秘められた色彩の異世界を。
 ある日、彼の人類学者の従兄・関口昭彦が、研究フィールドとしているザイールから現地のジョ族の少年・ウライネを連れて来る。日本での滞在中、ウライネと学校生活を共にし、面倒をみる響一。二人の絆は深まり、ウライネが帰国すると、今度は響一が関口のフィールドワークについてザイールを訪れることに。そこで彼を待っていたのは、懐かしいウライネとの再会、荒々しくも美しい色彩と霊に満ちた森、そしてジョ族と対立する農耕部族で救世主となる定めを負わされた美しい少女ローミだった...

 ザイールでのウライネとの交流が美しいです。特に研究のためピグミーチンパンジーを追う関口に、ウライネと響一、ウライネの従弟のニニョ、妹のキキデが同行してのフィールドワークのくだりは、前半の山場を準備するピボットとなるエピソードだと思いますが、すごく好きですね。その後の過酷な展開を前にしっかりとした根を形作る、神秘的で高揚するシーンがあります。
 後半では場面は一転、舞台はハリウッドに移り、なんだか肩透かしを食らわされたような感じになります。実は響一はザイールでの悲劇の後、コンピュータグラフィックスのクリエイターとしてハリウッドに現れます。物語の冒頭に予告された「神の映像」がようやくその片鱗を見せます。それはザイールの森での超越的な経験から生まれた響一の作品−それはまだ完成されておらず、これからも生み出され続け、何年もかけて完成への道のりを模索するであろう映像。
 結構突拍子もないエピソードのつながりで面食らいますが、不思議と面白く読めました。最初は物語がどこへ向かっているのかよくわからず、響一がザイールに着いてしばらくするまではまごつくことが多かったし、ハリウッドがいきなり出てきたのにも一瞬唖然としました。「黒いマリア」ローミが後半はちょっと今一な感じで、元々「操られ役」だからしょうがない面もありますが、個人的にはもっと活躍(?)してくれてもよかった気がしました。
 いずれにせよ、色彩のマジックに満ちたイメージが素敵です。人によって好き嫌いはありそうですが、自分なりの色の奔流と霊的な法悦の世界を想像しながら読むと、かなり楽しいと思います。(^o^)v

Posted by roku at 12:47 AM | | TrackBacks(0) | Permalink

October 13, 2009

イーサン・M. ラジエル「マッキンゼー式 世界最強の仕事術」

 イーサン・M. ラジエル「マッキンゼー式 世界最強の仕事術」を読みました。"マッキンゼー"というとなんだかすごい奥義があるのかな、と思っていたら、意外と普通のことをきちんとやっているだけなんだな、という印象でした。(^-^;)
マッキンゼー式 世界最強の仕事術 (単行本)
イーサン・M. ラジエル (著), Ethan M. Rasiel (原著), 嶋本 恵美 (翻訳), 田代 泰子 (翻訳)
英治出版
¥ 1,575
262

on 2009-10-13 00:09:14


マッキンゼー式 世界最強の仕事術 (SB文庫)
イーサン・M・ラジエル (著), 嶋本 恵美 (翻訳)
ソフトバンククリエイティブ
¥ 693
260

on 2009-10-13 00:10:26


 「普通のこと」「当たり前のこと」を「きちんと(高いレベルで)」実行するのは、実はとてもすごいことですね。野球だって球を3割以上の打率で打ち続けられれば十分すごいわけですし(^o^)
 この本で重要なことの多くは、目次を見るだけでも結構わかりやすいです。プレゼンのレジュメのように、よくまとまっています。
1 解決法をどう構築するか
 ○問題解決は「事実」から出発する
 ○問題解決に不可欠な条件−MECE(ミーシー)を貫徹する
 ○最初の会議で問題を解決してしまう−当初仮説
2 アプローチをいかに発見するか
 ○その問題は本当に解決すべき問題なのか
 ○初めての問題など存在しない
 ○まったく同じ問題は存在しない
 ○解決策に事実をあてはめるな
 ○クライアントに合った解決策を提案する
 ○解決策が姿を現わすまで待つこともある
 ○壁にぶつかったときの解決法
3 問題解決への道を切り拓く重要法則
 ○80対20の法則(偉大なる真理)
 ○海の水を全部沸かすな(猛烈より賢く)
 ○キー・ドライバーを探す(核心をつかむ)
 ○エレベーター・テスト(三十秒でプレゼン)
 ○低い枝の実を採る(成果はすぐに提示する)
 ○毎日一つチャートを作る(つねに具体的に)
 ○シングルヒットを打つ(期待に応える)
 ○大きな絵を眺める(目標を定期的に確認する)
 ○正直に「わからない」と言う(誠実にふるまう)
 ○「見当もつかない」は暗号(ヒントを見逃さない)
 この手の本を読んできた人には結構「当たり前」な項目(他の表現で呼ばれているけど共通する項目)が多いのでは?と思いました。ただ、こうした原則をきちんと実践していくことはそう簡単ではないでしょう(...いや、やっているところはやっていますかね(-_-;)> )。

 というわけで、この本は「特別な発見」や「驚き」をもたらすというよりは、「当たり前」の仕事の一覧表(チェックリスト)をあらためて見直せるところに価値があるのかなと思いました。(^-^;)

 関連して姉妹書のこちらも読みました。まあ似たような感じですが、こちらの方がもう少し具体的で詳細な作業が書かれていて実用的かもしれません。
マッキンゼー式世界最強の問題解決テクニック (単行本)
イーサン・M. ラジエル (著), Ethan M. Rasiel (著), 嶋本 恵美 (翻訳), 上浦 倫人 (翻訳)
英治出版
¥ 1,575
286

on 2009-10-13 00:11:29


マッキンゼー式 世界最強の問題解決テクニック (SB文庫)
イーサン・M・ラジエル (著), 嶋本 恵美 (翻訳)
ソフトバンククリエイティブ
¥ 714
318

on 2009-10-13 00:12:22


 何事も「正しく行うこと」の積み重ねは、最終的に測りがたい差となって返ってくるのではないかということを最近よく痛感します。「当たり前」のことを何日も、何週間も、何ヶ月も積み重ね、信頼を勝ち得ていくことは決して楽ではありません。しかしそれを何年も続けられる人や企業は、おそらく出発点からはるか遠く、高いところに到達できるのでしょう(イチローの9年連続ヒット200本越えみたいに)...と、これまた当たり前な結論ですね。すみません(-o-;)>

Posted by roku at 12:08 AM | | TrackBacks(0) | Permalink

October 12, 2009

ダレン シャン「ダレン・シャン―奇怪なサーカス」

 これまで気になっていたけどなかなか読む機会がなかった「ダレン・シャン」の第一作をやっと読みました。親友の命を救うためにバンパイアの仲間になる少年...これは結構はまりそうかも(^-^)
ダレン・シャン―奇怪なサーカス (単行本)
ダレン シャン (著), 田口 智子 (イラスト), Darren Shan (原著), 橋本 恵 (翻訳)
小学館
¥ 1,680
318

on 2009-10-12 10:22:09


ダレン・シャン 1 (小学館ファンタジー文庫)
ダレン・シャン (著), 田口 智子 (イラスト), 橋本 恵 (翻訳)
小学館
¥ 693
336

on 2009-10-12 10:23:08


 主人公の名前もダレン・シャン。大親友のスティーブ・レパード(実はレナードだけど乱暴なのでレパード=豹となったらしい)やアラン・モリス、トミー・ジョーンズとダレンの4人はよくつるんで遊んでいたが、ある日アランが巡業サーカスのチラシを学校に持ってくる。それは「シルク・ド・フリーク(=フリーク・ショー、つまり異形の見世物)」のチラシで、蛇少年やら狼人間、歯女、曲芸グモ「マダム・オクタ」を操るラーテン・クレプスリーなど、怪しくも心惹かれる見世物の数々が並んでいた。
 "禁じられた見世物"だから、とフリークショーに行くことを先生や親に禁じられた4人はしかし、怖いもの見たさの誘惑にあっさり負けてチケットを入手。ただし買えたチケットは二枚だけで結局スティーブとダレンが行くことになる。
 さてそのフリークショー、行われるのは古い劇場(映画館?)で、昔そこのバルコニーから男の子が転落死したことがあるという怖い建物。びびりつつ入ってみると、まずはウルフマンが登場。いきなり観客の女性の手を食いちぎって、見ている人の安全は保障されていないことを見せつけられるが、その後は一応無事に、ガリガリ男や超デブ男、ヒゲ女や手で走る男などを楽しむことが出来た。
 その次が曲芸をするクモ「マダム・オクタ」とミスター・クレプスリーだったが、彼らを見たスティーブはいきなり真っ青になってがたがた震えだした...

 ダレンが実はクモ好きという前ふりが小説の冒頭にあったのが、ここで生きてくるが、スティーブの秘められた欲望もここから明らかになってくる。
 そして二人はクモの糸に絡めとられていくように、とんでもない世界に足を踏み込んでいく。

 正直最初は「どうなるんだろう?」という感じで始まった物語が、段々とのっぴきならない状況に追い込まれていくところがいいですね。ダレンの少年らしい"思い込みの甘さ"やクモに対するこだわり、友人に対する気持ちもリアルで、「現代」に隣り合った異形の世界を描きながらも説得力がありました。
 さて、ダレンの行く末はどうなるのか?スティーブは一体どうするのか?もう先を読みたくなってきました。(^o^)

Posted by roku at 12:22 AM | | TrackBacks(0) | Permalink

October 11, 2009

スティーヴン キング「 ドラゴンの眼」

 スティーヴン キング「 ドラゴンの眼」を読みました。キングには珍しい"子供向け"ファンタジーとのことですが、対象年齢はあんまり低くないような気が...結構大人向けの描写が最初から出てきますので注意が必要です(^-^;)
ドラゴンの眼〈上〉 (単行本)
スティーヴン キング (著), Stephen King (原著), 雨沢 泰 (翻訳)
アーティストハウス
\1886 +税
286

on 2009-10-11 00:09:24


ドラゴンの眼〈下〉 (単行本)
スティーヴン キング (著), Stephen King (原著), 雨沢 泰 (翻訳)
アーティストハウス
\1886 +税
317

on 2009-10-11 00:10:17


 古い歴史を持つデレイン王国の"善良王"ローランドは最悪でも最高でもない平凡な王様で、平凡なトップによくあるように、何でも任せられる側近がおりました。ただ、それが何やら怪しげな、だけど力はある魔法使いだったのが、その後の災厄の種となります。その魔法使い−フラッグは、実は何百年も前から生きて何度か同じ王家に仕えてきており、ローランド王の代りに政務の多くをこなして影響力を王宮の中で伸ばして来ていたのでした。
 ところで、ローランド王には二人の王子、ピーターとトマスがおりました。長男ピーターは母である女王サーシャに似て賢く、長身で勇気もありましたが、次男トマスは平凡なローランド王に似てガニマタで見栄えのさえない子でした。サーシャはトマスが生まれた時に亡くなってしまったので、トマスには母親の記憶がありません。それなのに、ローランドと違って国民に愛されたサーシャが亡くなった原因だと言われたりしてさびしい思いをかかえていました。
 そんな兄弟を見て政務を握るフラッグは、知恵の回るピーターを遠ざけ、父王と似て扱いやすいトマスを王位につけようと画策します。そしてある日、ついにフラッグはピーターにローランド王毒殺の汚名を着せて、王宮の中にある「針の塔」に幽閉してしまうことに成功します。
 絶望するピーター...しかし、賢いピーターは自分を律して塔を脱出する方法を考え出します。果たしてピーターは脱出に成功し、フラッグの野望を打ち砕けるでしょうか?

 ...というわけで、題名から想像してしまうようなドラゴンが大活躍するような、妖精物語ではなく、どちらかというと「モンテクリスト伯」のような、人間的な復讐譚でした。
 主人公のピーターの超人的な脱出計画も面白いのですが、彼を取り巻く人々−執事のブランドンとデニス父子、法務長官ペイナ、親友ベン・スタード、ベンと行動するナオミ、看守長ベッソンなど、登場人物がみなきっちり仕事していて楽しいですね。弱いところをフラッグにつけ入られる弟のトマスも、決してフラッグの言いなりになってばかりいるわけではなく、やがて大事なキーマンになってくるし、なかなか飽きさせません。
 さまざまに張り巡らされた伏線が終盤一気に回収されていくところはさすがキングです。

 しかしまあ前半の王家の中のフラッグの暗躍と各人物の絡みはちょっと冗長な気もしました。本当の意味でファンタジーらしい「冒険」のシーンが出てくるのは最後の最後なので、活劇としての面白さを期待するとちょっとはずすかも。
 個人的にはベッソンとペイナとのくだりが割りと好きでした。
(^-^)

Posted by roku at 12:05 AM | | TrackBacks(0) | Permalink

September 09, 2009

インティザール・フサイン短編集

 たまたま図書館で見つけたのですが、これ、Amazonとかには出ていないんですね。(^-^;)
■WebOPAC Local書誌詳細|インティザール・フサイン短編集 / インティザール・フサイン著 ; 萩田博編訳
■日経事業出版センター
 現代パキスタンの作家の小説を読むのは初めてですが、宗教説話のような不思議でどこか不条理な物語が結構ツボでした。
 鬼に幽閉されている王女を救いに来た王子が、鬼に食べられてしまわないよう王女から夜の間だけ蝿に姿を変えられてしまう「変身」は、繰り返しが事態をどんどん怖くしていく−これはしかし、ある意味現実の世界でも起こっていることかもしれないのかなという気もしてきて、それがまた怖い(?)(-o-;)
 仏教説話(ジャータカ)風のエピソードを通して人の欲と煩悩の深さを見る「亀」、煩悩に落ちた人間の末路を皮肉ったような「最後の人間」「黄色い犬」「針」−これらもまた痛烈ですね。読んでいるうちに筒井康隆や阿部公房の不条理なシュールレアリスム短編を思い出しました。
 後半はパキスタンの現実と説話的世界を結びつけたような「悲しみの街」「切り離された車両」そしてより現実的な「書かれなかった叙事詩」です。説話的な語り口は残っていますが、もっと現代的でリアルな感触が表に出て来ています。パキスタンの歴史をもう少し勉強してから読むともっとよかったかもしれません。
■パキスタン - Wikipedia

 初めて読んだパキスタンの小説でしたが、個人的にはすごく面白かったです。どうも“自費出版”に近い発行形態らしくて、残念ながらAmazonや一般書店には置いていないようです。図書館やJETROなどの公的な施設の書庫には収められているようですので、近所の図書館などで調べて取り寄せるしかなさそうです。

Posted by roku at 12:26 AM | | TrackBacks(0) | Permalink

September 08, 2009

荻原 規子「空色勾玉」

 日本のファンタジーで気になっていた萩原規子「空色勾玉」を読みました。古代の神々の世界がリアリティー豊かで引き込まれてしまいました。(^▽^)
空色勾玉 (単行本)
荻原 規子 (著)
徳間書店
¥ 1,785
366

on 2009-09-09 00:24:27


 天と地に分かれてから三百年を経た古代の日本、国産みを行った輝の大御神(かぐのおおみかみ)の子である照日王(てるひのおおきみ)と月代王(つきしろのおおきみ)姉弟は抵抗する闇の一族と八百万の神々を征服しようと豊葦原で戦いを続けていた。
 そんな時代、親を戦で失い、羽柴の村に拾われた狭也(さや)は、毎夜鬼に追われる夢に長年うなされながら十五歳になった。しかし狭也は、若者たちが恋歌を歌い合う村の祭りで、ついにその鬼たちに追いつかれる。鬼たちは輝の一族と戦いを続ける闇の一族で、狭也もまた同じ一族であり、狭也こそ、輝の一族が恐れる大蛇の剣(おろちのつるぎ)を鎮めることが出来る“水の乙女”であることを告げる。
 しかし羽柴の村で輝の一族に憧れて育った狭也は、闇の一族と共に行くことを拒み、折りしも通りがかった月代王に采女(うねめ)として輝の宮(かぐのみや)に迎えられることを選ぶ。
 その輝の宮で狭也は、大蛇の剣を守る輝の姉弟の末子、稚羽矢(ちはや)と出会う。夢を見ては自分の身体を抜け出す稚羽矢は、姉照日王から逃げ出さないよう縛められ、その存在さえ外部から隠されていた。しかし稚羽矢こそ、闇の一族に伝えられる“風の若子”であり、“水の乙女”である狭也とは運命で結ばれた少年だった...

 というわけで、はるかな太古の日本を舞台に、最初からすごくわくわく出来るすばらしい冒険が展開します。天上のものである輝の一族は、死ぬことはないが人としての感情を持たず、逆に人間や地上の生き物たちは死んでは再び甦ってくる。その対立する構図の中におかれたロミオとジュリエットならぬ、「水の乙女」狭也と「風の若子」稚羽矢の成長と冒険が理屈ぬきで楽しめます。(いや、理屈をつけても楽しいというべきか)
 古典的な舞台と設定なのに、狭也と稚羽矢、そして輝の一族と闇の一族たちの人物一人一人が生き生きと迫ってきます。中でも照日王の冷酷ながらもどこか憎めないキャラや、短い出番ながら存在感ありまくりの伊吹王(いぶきのおおきみ)などがお気に入り。人物がそれぞれ皆しっかり仕事(?)をしていて気持ちよかったですね。

Posted by roku at 12:13 AM | | TrackBacks(0) | Permalink

July 20, 2009

ミラーニューロン本

 これは面白そうなのでメモ_φ(・▽・)
■ミラーニューロン - 池田信夫 blog
ミラーニューロン (単行本)
ジャコモ ・リゾラッティ (著), コラド・シニガリア (著), 茂木健一郎 (監修), 柴田裕之 (翻訳)
紀伊國屋書店
¥ 2,415
256

on 2009-07-20 02:19:18


ミラーニューロンの発見―「物まね細胞」が明かす驚きの脳科学 (ハヤカワ新書juice) (単行本)
マルコ イアコボーニ (著), Marco Iacoboni (原著), 塩原 通緒 (翻訳)
早川書房
¥ 1,365
363

on 2009-07-20 02:20:03


 「身体こそ主体」という考え方は最近のロボット科学とかでも聞きますね。このミラーニューロンの先にはいろいろ面白い宝物が埋まっていそうです(^o^)v

Posted by roku at 02:17 AM | | TrackBacks(0) | Permalink